吹田スコアで冠動脈疾患の発症率を確認できる計算フォーム

健康

【2025年3月 更新情報】

この計算フォームは2017年の公開以来、多くの方にご利用いただいています。ありがとうございます。

2022年に動脈硬化性疾患予防ガイドラインが改訂され、リスク評価の主要ツールが吹田スコアから久山町スコアに変更されました。本計算フォームは2017年版ガイドラインに準拠する形に更新済みです。最新のガイドライン動向や生活習慣改善のポイントについては、新しい解説記事「【2025年最新版】 吹田スコアで心筋梗塞リスクをチェック!健康診断の結果を活かす方法」をあわせてご覧ください。

国立循環器病研究センターが開発した吹田スコアの、計算ができるフォームです。

冠動脈疾患の発症率を予測して、生活習慣の見直しにご活用ください。

吹田スコアは、国立循環器病研究センターが1989年から大阪府の吹田市民を対象に、循環器病の発症や原因などを調べるために実施している追跡調査「吹田研究」で得られたデータを元に、2014年に開発した、今後10年間の冠動脈疾患の発症率を予測する計算式です。

ここで冠動脈疾患とは、心筋梗塞および、手術・カテーテル治療が必要となった狭心症のことです。

吹田スコアの必要性

欧米で10年間の冠動脈疾患の発症を予測するスコアであるフラミンガムリスクスコア(FRS)がありますが、欧米人に比べて心筋梗塞発症リスクが低い日本人には正確に適用できないと考えられていました。

そこで日本人のデータに基づき、正確に冠動脈疾患の発症リスクを予測できるスコアが必要とされました。

吹田スコアの開発について

国立循環器病研究センターが心筋梗塞および脳卒中の既往のない都市部在住の健常者5,866人を平均11.8年間追跡調査し、冠動脈疾患の発症を観察しました。このデータをもとに、年齢、性別、喫煙、耐糖能異常、血圧、LDLコレステロール、HDLコレステロール、早発性冠動脈疾患の家族歴によりスコア付けをし、10年間の冠動脈疾患の発症確率を算出する吹田スコアを開発しました(本フォームは2017年版動脈硬化性疾患予防ガイドラインに採用された版に基づいています)。

吹田スコアの妥当性

国立循環器病研究センターの発表によると、吹田スコアの予測と実際の発症割合には、有意な差は見られなかったとのことです。

日本の都市部住民を対象としているため、欧米のスコアに比べてより正確な予測が可能となったということです。

※ 2014年の原著論文版ではeGFR(腎機能)も評価項目に含まれていましたが、2017年版ガイドラインでは早発性冠動脈疾患の家族歴に置き換えられました。

計算結果や情報等に関して当サイトは一切責任を負いません。また個別相談は対応しません。

参考文献

国立循環器病研究センター著 データでまるわかり! 国循のなぜこれが生活習慣病にいいのか? アスコム

国立循環器病研究センター ウエブサイト

日本腎臓学会 CKDの診断


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吹田スコアの背景にある研究の詳細、2022年のガイドライン改訂で何が変わったのか、そしてリスクを下げるための具体的な生 活習慣について、こちらの記事で詳しく解説しています。

【2025年最新版】吹田スコアで心筋梗塞リスクを チェック!健康診断の結果を活かす方法

コメント

  1. 桑原 敏樹 より:

    診察に使えます。

  2. さなかいくよ より:

    コレステロールを下げる治療を勧められていますが、自分では必要ないと思っています。

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